「泊まれるモンスターボール」が北海道に、ポケモンスリープ×NOT A HOTELの詳細は9月15日
9月1日の昼、ポケモンスリープの公式アカウントが投げてきた告知が、字面の時点で強すぎました。「泊まれるモンスターボール」。ひねりも比喩もなく、読んだままの意味です。モンスターボールの形をした空間に、人間が寝泊まりできる。
投稿は12時30分。ほぼ同時に、別荘ブランドのNOT A HOTELもプレスリリースを出しました。施設の名前は「Poké Ball-Themed Hotel」で、場所は北海道。ただし出ている情報はそこまでで、肝心の中身は9月15日(火)まで伏せられています。
所在地の欄に書いてあるのが「北海道某所」
NOT A HOTELのリリースには、2026年9月に北海道へ「Poké Ball-Themed Hotel」という特別な空間が登場する、とあります。そして施設の所在地の欄に書かれているのが「北海道某所」。市町村名すら伏せられていて、現時点では道内のどこなのか誰にもわかりません。
NOT A HOTELは2020年設立の会社で、建築家やクリエイターが手がける別荘を企画・販売・運営しています。ヘリコプターやクルーザーでの移動までセットで売るタイプなので、北海道の原っぱのど真ん中に球体を置く、という絵はこの会社なら普通にやりそうです。
予約して泊まる宿ではなく、当たった人だけが入れる
見落とされそうで、いちばん大事なのがリリースの注意書きです。「本宿泊体験は、キャンペーン当選者に向けた特別企画です。キャンペーン期間中、一般公開は行いません。」と明記されています。
つまり予約サイトで日程を選んで取れる宿ではありません。応募して当たった人だけが中に入れる、期間限定の企画です。何組が泊まれるのか、応募条件がポケモンスリープのプレイヤー限定なのかどうかも、今のところ一切出ていません。応募方法を含めた詳細の発表が9月15日(火)予定と告知されているだけです。キャンペーンの特設ページに今のところ出ているのも「2026年9月15日(火) 応募開始。」の一文で、その日から受け付けが始まることだけはわかります。北海道行きの航空券を先に押さえるのは、さすがにあと2週間待ったほうがよさそうです。
ポケモンの居心地のよさを、そのまま人間の睡眠に置き換えた
コンセプト文がうまくて、リリースにはこう書かれています。「モンスターボールがポケモンにとって居心地のよい場所であるように、人にとっても心地よい眠りとやすらぎを感じられる場所へ」。
ゲームの設定では、モンスターボールは弱ったポケモンが体を縮めて狭い場所に入る習性から生まれた道具ということになっていて、ボールの中は本人たちにとって居心地がいい空間として描かれてきました。その「中は快適」という設定を人間サイズに引き伸ばしたのが今回の建物です。
しかも組んだ相手が『Pokémon Sleep』というのがきれいに効いています。2023年7月に配信が始まったこのアプリは、スマホを枕元に置いて寝ると睡眠を計測し、集まってきたポケモンの寝顔を集められるゲーム。プレイヤーの仕事はちゃんと寝ることです。寝ることがプレイになるゲームが、寝るための建物を作る。理屈のねじれがまったくありません。
ポケモン公式YouTubeにも1分ほどのティザー映像が上がっていて、球体が置かれた景色の雰囲気だけ先に確認できます。
「おらたちがポケモンっつーことすか?」
反応で目立ったのは、まず素直に「泊まりたい」の声。「泊まれるモンスターボールめちゃめちゃ気になる」「泊まれるモンスターボール、どこにできるのかな。北海道のどこ」と、場所を知りたがる投稿が並びました。9月15日の続報待ちが確定しているぶん、じらされ具合がちょうどいい感じです。
一方で立場の逆転に気づいた人もいて、「泊まれるモンスターボール、おらたちがポケモンっつーことすか?」という投稿もありました。ボールに入るのはポケモンの側なので、そこに人間が寝るということは、捕まえられているのは我々になります。「ゴージャスボールやマスターボールの宿泊施設を展開させたらより面白そう」と、シリーズを増やす方向の妄想も出ていました。マスターボール仕様は絶対に当たらなさそうです。
ポケモンスリープは8月にアニポケ本編とコラボしてネロリ博士を登場させ、10月には「つけたまま寝られる」すっぴんパウダーとのコラボ商品も出す予定で、寝る前後の生活まわりをじわじわ侵食しています。今回はついに建物です。ちなみに同じ9月1日の昼には、マットレスのNELLがポケモンの「コイル」だけを主役にした寝具の先行予約を始めていて、この日のポケモンはとにかく寝る話ばかりでした。全貌が出るのは9月15日(火)なので、応募したい人はその日の告知を張っておいてください。