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「ポケモン:ワイルドカード」が2027年公開、約7年ぶりの新作映画は制作CloverWorksで“ポケカ映画”

2026年8月31日 ・ トレンド「ポケモン ワイルドカード」より

8月31日の午後1時22分、ポケモン公式Xが28秒の映像をひとつ投げた。完全新作の長編アニメーション映画「ポケモン:ワイルドカード」が2027年に劇場公開される、という発表だ。米サンフランシスコで開かれていたポケモンワールドチャンピオンシップス2026の閉会式で明かされたもので、投稿には「約7年ぶりにポケモンが劇場に帰ってくるよ!」と書かれている。

投稿から1時間ほどで表示は72万件を超え、いいねは1.9万、リポストは約8,900。同じころ日本のトレンドには「ポケカの映画」が並んでいた。映画の告知なのにトレンドの言葉がポケカになっているあたりが、今回いちばんの引っかかりどころになる。

「約7年ぶり」の前は2020年の『ココ』

シリーズの劇場版としていちばん新しいのが、2020年12月25日に公開された『劇場版ポケットモンスター ココ』だ。ジャングルの奥地でザルードに育てられた少年ココと、そこに迷い込んだサトシとピカチュウの話で、公式のページにも登場人物としてサトシとピカチュウの名前が真っ先に載っている。

そこから数えて2027年なので、公式の言う「約7年ぶり」はほぼそのままの計算になる。毎年夏に新作が来るのが当たり前だったシリーズが、これだけ間を空けたこと自体がなかなかない。返信欄にも「ポケモン映画が7年前ってガチ??そんな経ってんの?こわ」と、間隔のほうに驚いている人がいた。

そしてもうひとつ、そのサトシが今回はいない。オリコンは「主人公はサトシから交代となり、物語の主役はチャンピオンを目指すポケモンカードプレイヤー」と伝えている。

スタッフ欄にOLMの名前がない

同時に開いた映画の公式サイトは、いまのところ特報の動画とスタッフ4行しか載っていない。そのスタッフ欄がこうなっている。

ポケモンのアニメといえばテレビシリーズも劇場版もOLMが作ってきた。前作『ココ』もアニメーション制作はOLMだ。そこにCloverWorksの名前が入っているのが、今回のいちばん分かりやすい変化になる。クレジットの表記も、これまでの「ピカチュウプロジェクト」ではなく ©Pokémon: Wild Card Project になっている。制作の座組みごと組み直した新作という読み方ができる。

あらすじもキャストも公式サイトにはまだ出ていない。特報の28秒とこの4行が、いま公式から出ている情報のすべてになる。

導線もハッシュタグも「ポケカ」を向いている

公式サイトの下までスクロールすると、外部リンクが2本ある。ひとつはポケットモンスターオフィシャルサイト、もうひとつがポケモンカードゲームトレーナーズウェブサイトだ。映画の公式サイトからポケカ公式へ直接つながっている。

公式Xの投稿に付いていたハッシュタグも #ポケモンワイルドカード と #ポケカ映画 の2つ。映画専用に開いたアカウントの名前が @pokemoncard_mov で、ここにも card が入っている。タイトルの「ワイルドカード」も、カードゲームの用語をそのまま持ってきた形だ。

中身についても、発表の場ではポケモン社の石原恒和社長が「7年ぶりにポケモン映画の新作が登場します」と切り出し、主役はチャンピオンを目指すポケモンカードプレイヤーだと説明したとオリコンが伝えている。インサイドの記事はそこに「ミミッキュ」も並べていて、特報を見た人からも「待ってミミッキュいた!?推しポケがメインの可能性ある」という反応が出ていた。あらすじ自体は公式サイトにまだ載っていないので細部は動きうるが、公式が用意した導線とタグを見るかぎり、ポケモン本編の映画というよりポケカ側から立ち上がった作品になりそうだ。トレンドの言葉が「ポケカの映画」になったのも、そのへんを全員が同時に察したからだろう。

気の早い心配はもう入場者特典に向いている

返信欄をのぞくと、作品そのものより先に入場者特典の話をしている人がいた。ポケモン映画は前売券や入場者特典でカードや配布ポケモンが付いてきた歴史が長いので、題材がポケカとなればそこが気になる、という順番で頭が回るらしい。

ただ出てくるのは期待より心配のほうだ。「入場者特典は限定ポケモンカード(ランダム)! 転売ヤーが押し寄せ阿鼻叫喚!」と最悪の未来を勝手に書き出す人がいれば、「プロモは絶対なしにしてw 特典だけ受け取って、映画見ないガラガラ状態になること間違いないw」と、そもそも特典を付けるなと先回りする人もいた。もちろん特典の発表はまだ何も出ていない。

素直に喜ぶ声ももちろんあって、「待ってましたー!!!!!!!! たのしみすぎるううううううううう」と返している人もいる。ポケカを軸にした長編というのは、これまでのシリーズがやっていない切り口ではある。

公開は2027年で、月日も声優もまだ出ていない。しばらくは小出しの続報を待つ期間になるので、気になる人は映画の公式Xだけフォローしておくといい。

なおポケカ関連では、スマホ版の『ポケポケ』でも10月から「デュアルタイプ」が登場することが発表されたばかりだ。映像作品のほうでは、ディズニープラスで配信予定の『ポケモンテイルズ「ネギガナイトとピチューの冒険」』も2027年に控えている。

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