サントリー「ちいかわボトル」全24種、ラベルは熱湯でミニチュアになる
コンビニの棚でちいかわが増えている。『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』とサントリーのコラボで、C.C.レモンやペプシ〈生〉など6ブランド8商品が9月上旬から「ちいかわボトル」になっているからだ。デザインは8商品それぞれに3種類ずつ、合わせて全24種ある。
で、飲み終わるとラベルが1枚余る。それを熱湯に通したら小さくなった、という投稿がこちら。
熱湯に通すと、ラベルはひとまわり小さくなる
投稿したのはトサモシさん。C.C.レモンのちいかわパッケージで2枚ぶん試していて、やり方が少しだけ違う。
- 左「普通に切り取って出来るだけピーンと伸ばしてセロテープで牛乳パックみたいな厚紙に貼って熱湯」
- 右「ちょっとドライヤーである程度伸ばしながら1枚目と同様」
結果は本人いわく「左と右の大きさが全然変わった」。写真を見ると左のほうが小さく縮んでいて、ドライヤーで伸ばしながらやった右はひとまわり大きく、絵のゆがみも少ない。「ドライヤーで少し手を加えた方がキレイに出来るかも?」というのが本人の感想だ。
2枚目は指と一緒に写っていて、縮んだラベルの小ささが分かる。元は500mlのペットボトルを1周していたフィルムなので、平らに伸ばせばそれなりの面積があったはず。それが手のひらに収まるカードくらいになっている。
縮んだ理由は、ラベルが熱で縮むフィルムだから
ペットボトルのラベルには、筒状のフィルムをかぶせてから熱を当てて容器の形に沿わせる「シュリンクラベル」という方式がある。ラベル大手のフジシールインターナショナルのシュリンクラベルの説明によると、シュリンクラベルは「熱で収縮するフィルムでできており、どんな形の容器にもぴったりフィットする唯一のラベル」で、「水蒸気や熱風などで加熱すると、ラベルが収縮して容器形状に沿ってぴったりフィットします」とある。
つまり今回やっていることは、工場でラベルを貼るときの工程を、家の熱湯でもう一度やっているようなものだ。ボトルから外して自由になったフィルムに熱が入れば、そのまま縮む方向に動く。ドライヤーで温めながら引っぱると仕上がりが変わるのも、熱を当てている間はフィルムが柔らかくて形を変えられるから。
ただし、ペットボトルのラベルが全部これというわけではない。炭酸飲料には熱を使わずフィルムの伸びだけで留める「ストレッチラベル」が使われることもあって、その場合は同じようにはいかない。サントリーがこのボトルでどちらを採用しているかは公表していないので、確実に言えるのは「このC.C.レモンのラベルは熱湯で縮んだ」という実例があるところまでになる。手持ちのボトルで試すなら、1枚目は失敗する前提でどうぞ。
「ちいかわボトル」は6ブランド8商品で全24種
そもそもの商品のほうも整理しておく。対象はC.C.レモン、POPメロンソーダ、のどごしサイダー、ギルティ炭酸 NOPE、ペプシ〈生〉 BIG ZERO、ペプシ〈生〉 BIG ZERO LEMON、なっちゃん りんご、なっちゃん オレンジの8商品。8商品それぞれに3デザインで、合計24種になる。
自動販売機では扱いがないので、探すならコンビニかスーパーの棚になる。数量限定で、なくなり次第終わる。24種コンプリートを狙うなら、同じ店に同じ絵柄しか並んでいないことも普通にあるので、店を変えて回ることになる。
C.C.レモンのラベルは商品名が「ちぃちぃ Lemon」になっている
ラベルをよく見ると、本来「C.C.レモン」と入っている位置が「Vitamin ちぃちぃ Lemon」になっている。「レモン30個分のビタミンC」の丸バッジはそのまま残っていて、そこだけが置き換わっている形だ。
このネーミング、実は今回が初めてではない。ちいかわとサントリーのコラボは2023年2月が第1弾で、C.C.レモンが「ちいちいレモン」にブランドロゴを変えて話題になったのは2024年の第2弾のとき。このときはC.C.レモン、デカビタC、POP、なっちゃんの4ブランド計5商品で全16種だった。今回の8商品24種は、そこからさらに増えている。
デザインの中身はリリースに説明がある。C.C.レモンとPOPメロンソーダは「花冠をかぶったちいかわたちが炭酸飲料を楽しんでいる様子」で、写真のうさぎも頭に花冠をのせ、草のスカート姿でコップを2つ抱えてストローを2本まとめてくわえている。ペプシ〈生〉の2品は「映画の中の戦いのシーン」、なっちゃんの2品は「映画の世界観の中で果物を食べているちいかわたち」。島が舞台のセイレーン編がそのままパッケージに乗っているわけで、映画を観たあとだと見え方が変わるやつだ。
映画まわりだと、入場者特典のボンボンドロップシールがキャラの並び順に仕掛けを持っていたり、絵文字だけで書かれたあらすじが屋台の歌の順番をなぞっていたりと、細かいところを見つける遊びが続いている。ボトルのラベルもその延長で、飲んだあとに捨てる前にもう一段階あるという話だった。棚で見かけたら、まずは中身を飲むところから。