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ディズニー「Reach for the Stars」終幕、ラスト5分の正体はドローン

2026年9月14日 ・ トレンド「Reach for the Stars ディズニー ドローン 終了 リチスタ 東京ディズニーランド」より

9月14日の夜、シンデレラ城の前で「Reach for the Stars」の最終公演が終わった。その日の21時ちょうど、東京ディズニーリゾートの公式アカウントが1分22秒のフィナーレ映像を投稿している。

投稿は公開から1時間ほどで36,000いいねを超え、リポスト9,200、閲覧は67万。リプライ欄はお礼がほとんどで、ファンが使う略称の「リチスタ」「リーチ」もそのまま出てくる。

2年ぶん、ディズニーとピクサーの列にマーベルが割り込んでいた

「Reach for the Stars」が始まったのは2024年9月20日。公式サイトの説明は「シンデレラ城を舞台にさまざまなキャラクターたちが夢を追い求めて空を翔ける姿を描く」キャッスルプロジェクションで、公演時間は約20分、1日1〜2回まわしていた。

このショーがちょっと特殊だったのは、アイアンマンやドクター・ストレンジ、アントマンとワスプ、ソー、キャプテン・アメリカが、東京ディズニーリゾートのショーで初登場だった点。登場順をまとめた鑑賞ガイドによれば、ここにロケットとグルート、スカーレット・ウィッチ、ブラックパンサー、スター・ロード、キャプテン・マーベルも加わって、マーベル勢が城の壁面で暴れる章になっていた。ヘラクレス、ウィッシュ、あの夏のルカ、ラーヤと龍の王国、ミラベル、ダンボ、カールじいさんの空飛ぶ家、プリンセスたち、ウォーリーとイヴ。夢を追いかける場面を持つ作品が順に出てきて、その並びに突然マーベルが差し込まれ、そのあとベイマックスとフィナーレに戻る構成だった。

タイトルの意味はひねりがなくて、星に手を伸ばせ、そのまま。ショーが掲げていたメッセージはITmediaに配信された産経新聞の記事に「星に手を伸ばせば、輝く未来を手にできる」と書かれている。出てくる場面がぜんぶそこへ向かって並んでいた、と考えると分かりやすい。

終了の告知は公式サイトの上部にそっけなく出ていて、「Reach for the Stars」は2026年9月14日(月)をもって公演を終了いたします。の一文だけ。トラベル Watchが報じたのは2026年2月25日なので、ファンは半年以上かけて最終日を待った形になる。

公演時間の表記が最後の2か月半だけ5分長かった

公式ページの施設概要をよく見ると、公演時間の行がこう書いてある。

「公演時間:約20分(2026年7月2日(木)~9月14日(月)は約25分)」

カッコの中だけ5分長い。この75日間、本編が終わったあとに約5分のエピローグがくっついていた。通常版では使われていない楽曲がかかり、そこで東京ディズニーランドのエンターテイメントとしては初となるドローンが上がった。

すでに完成して2年近く回してきたショーの後ろに、新しい話を足す。ショーを担当したプロデューサーの草ちなつさんは産経新聞の取材に「完成しているショーに新たな物語を加えることが最大の挑戦だった。ドローン演出も東京ディズニーランドでは初の試みで、安全面を含め綿密な準備を重ねた」と話している。最終期の開始時刻は20時55分だった。

ドローンが城の上に描いたもの

何機飛ばしていたかは公表されていない。現地の鑑賞ガイドをたどると、光が並んで作っていたのはこのあたり。

  • 城の上に散らばる無数の星
  • プーさんのハチが城の周りを飛ぶ
  • 蒸気機関車が城を横切る
  • 城から立ちのぼるランタン(ラプンツェルのあれ)
  • トイ・ストーリーのロゴ
  • ディズニー映画のオープニングのような円弧
  • 最後に「Reach for the Stars」のロゴ

プロジェクションは城の壁という平面に映すものなので、絵はどうしても城の形に縛られる。そこに空中の光が加わると、ハチもランタンも城の外側に出ていける。20分ぶん壁の中で夢を追いかけたキャラクターが、最後の5分で壁から出て空に行く。そういう作りになっていた。

「リチスタありがとう」でリプ欄が埋まった

公式投稿には1時間で60件を超えるリプライが付いた。並んでいるのはだいたいお礼で、「リチスタありがとうございました!キャッスルプロジェクションが復活すると聞いて泣いて喜んだのを覚えてます。」のように、2024年に城の映像ショーが戻ってきたこと自体から振り返る声もある。

もうひとつ話題になっていたのが、最終日の風。「ラス日。パイロカット級の風と想像する中の完全版に感動しました」と、当日の演出が風で絞られたことに触れる書き込みがある。「遠方組なので行くことができた1回に賭けてDPAを購入しましたが風キャン」と、見られずに終わった人もいた。だから公式が21時に上げたフィナーレ映像にお礼が集まる流れになっている。「こんなステキな総集編まで」「どこから観るよりもマッピングが綺麗に観えてる気がします」「本当に素晴らしいショーをありがとうございました」と、3行続けて書き込んだ人もいた。

ちなみにリプ欄では略称の「リチスタ」と「リーチ」が混ざっていて、どちらも説明なしで通じている。

次のナイトショーはまだ発表されていない

終了後にシンデレラ城で何をやるのかは、今のところアナウンスがない。分かっているのは2027年春のトゥモローランドのほうで、新スペース・マウンテンが「アースライズ」という名前になる件と『シュガー・ラッシュ』の世界初アトラクションが控えている。パークの課金まわりも無料プライオリティパスが8月末で終わってDPAが増えたばかりで、夜のプログラムが決まるまでは少し間が空きそうだ。

ドローンについては「初の試み」と言い切っているので、次のナイトエンターテイメントで使ってくる可能性はある。あの5分は終わりの挨拶であると同時に、実地のテストでもあったと見るのが自然だと思う。

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