冨樫義博がハンターハンター「428話」の原稿完成、429話より後になっていた
9月15日の21時27分、『HUNTER×HUNTER』の冨樫義博がXに写真を1枚上げた。本文は「No.428、原稿完成。」の一行だけ。これだけで表示は510万を超え、いいねは14万、リプライも1,150件を超えている。
写真に写っているのは「HxH 428話」の原稿袋
写っているのはいつもの黄色い原稿袋だ。いちばん上の宛名は「共同印刷 様」で、その下に「週刊少年ジャンプ 号」と印刷されている。品名の欄には手書きで「HxH 428話」、さらに下の総頁数の欄に「19P」と入っている。
袋の下半分には入稿印と返却印の表があって、編集担当・製版①・製版②・活版・営業と縦に並んでいる。ここがまだ全部空欄なので、これから編集部を経て印刷所に渡っていく段階の1枚ということになる。
机まわりも相変わらず一緒に写り込んでいる。袋の上には白い修正液のボトルが1本転がっていて、写真の上の端にはサクラのアクリル絵の具のチューブ、下の縁には目盛りが真っ黒に汚れた定規が見える。作業環境が見えるカットはこのアカウントくらいなので、ファンにとってはここも見どころになっている。
もうひとつ細かい話をすると、袋の下部に印刷された入稿日と返却日の欄が「平成 年 月 日」のままになっている。令和になって7年以上たつのに、この書式の袋がまだ現役で使われているらしい。
428話の報告なのに、429話のほうが先に出ていた
今回いちばん引っかかるのは順番のほうだ。
8月10日に424話の原稿完成と38巻の加筆修正を報告し、翌11日に425話。8月25日には426話の原稿完成が出て、その2日後の8月27日には429話の背景指定書完成が、封筒に描かれたキルアの吹き出しで報告されている。そこから3週間近くあいて、今回ようやく428話の原稿が上がった。
話数の小さい順に仕上がっていくわけではない、というのがこの並びからわかる。背景の指定を先に固められる話と、原稿まで一気に描き切れる話があって、複数の話数が別々のスピードで動いているらしい。ちなみに頁数の19Pは426話と同じで、ここ最近の報告では見慣れた数字になってきた。
なお、427話の進み具合や連載再開の時期について、今回の投稿では何も触れていない。書いてあるのは本当に「No.428、原稿完成。」だけだ。
再開は2026年6月の31号から、次の掲載時期は未発表
「ハンターハンター 再開 いつ」で調べている人向けに現在地をまとめておく。掲載そのものは2026年6月29日発売の週刊少年ジャンプ31号から約1年6か月ぶりに再開し、41号まで10話が連続で載った。単行本も7月3日に39巻が出ている。
そのうえで、428話がいつ本誌に載るかは今のところ発表されていない。掲載の判断は編集部が握っていて、作者のXから読み取れるのは「どこまで描けたか」までになる。2022年の再開時も何話分か仕上がってから本誌に載る形だったので、報告が積み上がること自体は悪い知らせではない。
本文が12文字でも510万人に見られるアカウントというのは、そうそうない。プロフィールにも「主に原稿の進捗状況をお伝えしていきます」とある。次の報告を待ちながら読み返すなら、ハンターハンターの技名一覧で「神速」あたりの読み方を確認しておくと、再開したときに少し得した気分になれる。