「コンココンコンココンコンコン」とは?元ネタは轟はじめの夜間警備配信、曲はおだまよ
ショート動画で、ドアをノックするような「コンココンコンココンコンコン」が流れてきたことはないでしょうか。「コンココンコンココンコンコン」 は、VTuber・轟はじめさんの配信音声を曲にした楽曲で、踊るショートとセットで広まったミームです。
「コンココンコンココンコンコン」とは?
ノックの音のようなフレーズに合わせて踊るショート動画の定番ネタです。曲名もそのまま「コンココンコンココンコンコン」で、音を聞いて覚えた人が、そのままの文字列で検索します。
意味のある言葉というより、リズムと響きで耳に残るタイプです。歌詞の公式な文字起こしは見当たらないので、ショートで切り取られる部分を、聞こえたままの表記で打つ人がほとんどです。
検索で多いのは「元ネタ」「曲名」「歌詞」あたり。「あのコンコン言ってる曲、誰の?」から入る人が多い言葉です。
元ネタ・由来
曲を作ったのは、VTuberの配信音声から曲を作っている おだまよ さん。2025年6月7日に「コンココンコンココンコンコン【轟はじめ/ReGLOSS】」として、2分7秒の動画を公開しています。再生数は約780万回です(取得時点)。
声の主は、ホロライブDEV_IS・ReGLOSSの 轟はじめ(とどろきはじめ) さん。轟さんが歌った曲ではなく、配信で出た声の素材を、おだまよさんが曲に仕立てた作品です。
動画の概要欄には「▼Source」として、轟さんの配信が2本挙がっています。
- 【夜間警備】はい、異常なーし…ん?ホラゲ?(2025年5月9日の配信)
- 【パラソーシャル】新人の初悲鳴(2023年9月26日の配信)
「夜間警備」は、Chilla’s Artのホラーゲーム「[Chilla’s Art] Night Security | 夜間警備」(Steam版は2023年6月16日発売)です。ノックの場面での声が元になったとされますが、どの場面のどの声かは、おだまよさん側から説明が出ているわけではありません。ここでは、元配信のひとつに夜間警備の配信が挙がっているところまでを確かな事実としておきます。
どこまで広がったか
火がついたのは、轟さん本人が踊ったショートです。2025年9月4日に公式チャンネルで公開した「コンココンコンココンコンコン【轟はじめ】#shorts」は、1,500万回を超えました(取得時点で約1,526万回)。制作は動画クリエイターのRAY35LEMさんと概要欄にあります。
翌日の9月5日には別バージョンも出ていて、こちらは約446万回です。
その後は二次創作が連鎖しました。取得時点の再生数でざっと並べると、こんな感じです。
- MMDで踊らせた動画は約349万回
- 轟さん本人の反応を切り抜いた動画は約306万回
- いらすとや版は約110万回
- AIで実写化した動画は約85万回
- ホロメン4人の踊ってみたは約26万回
2025年11月にはTBS『ラヴィット!』で紹介されたという話もあります。ただ、確認できたのはホロライブ通信の記事1本だけなので、ここでは「そう紹介されたとされる」に留めます。
マクドナルドの投稿でも話題に
2026年4月6日、マクドナルド公式Xが、ベーコンポテトパイと「番長」のシルエットに車の絵文字を3つ添えた投稿をしました。約230万表示を集めています。
ファンの読み解きは「轟」と「ベーコンのコン」。「コンコン」から「ベーコン」へのコンつながりだと予想した人も多かったようです(ねとらぼ)。
4月8日の発売日には、公式Xが「#轟はじめ」付きで投稿したと伝えられています(ホロライブ通信)。ベーコンポテトパイの発売は同日で、価格は180円〜です(公式のお知らせ)。なお、最初の公式Xの投稿は現在削除されています。
公式の側が名指しせずにシルエットで匂わせて、ファンが勝手に答え合わせをする流れ。ミームがネット外の企業の販促に回収された例として、押さえておくと話が早いです。
使い方・例文
使われ方は大きく2つあります。ひとつは、曲に合わせて踊るショートのBGM。もうひとつは、ドアを叩く音の擬音として会話に混ぜる使い方です。
- 「部屋の前で待ってたら、中から『コンココンコンココンコンコン』って返ってきた」
- 「ノックのつもりが完全にあの曲のリズムになってた」
- 「あのコンココン言ってる曲、轟はじめってVTuberの曲らしい」
音が先に覚えられているので、曲名を知らない人に「あの曲」で通じやすいのも強みです。
関連する言葉
同じ轟はじめさんの声を、同じおだまよさんが曲にしたのが頑張ってドゥンドゥンです。「配信の声が曲になって外まで広がる」流れは2曲に共通していて、ここから轟さんを知った人も多いはずです。
同じReGLOSSでは、儒烏風亭らでんさん発のまいたけダンスも、VTuberの楽曲がショートのダンスで一般層に届いた例です。星街すいせいさんのビビデバも同じ系統に入ります。
本人の反応を切り抜いた動画が広まりを後押しした点では、切り抜きの文化とも地続きです。
グッズでは、ReGLOSSの一番くじに「轟はじめ賞」がありました。同じDEV_ISの後輩ユニットの一番くじ hololive FLOW GLOWの記事で、そのReGLOSS版と賞の並びを比べています。