映画館に並んだ下着の正体は「アンフィ」×「ふたりはプリキュア」コラボ
映画館のロビーに置かれた下着のショーケース。正体は、ワコールの「AMPHI(アンフィ)」と『ふたりはプリキュア』の初コラボだった。
写真を投稿したのは、はむちぃずさん(@hamcheese_movie)。10月10日の夕方に「映画館のロビーに下着展示してあるのかと思った」と驚きを書き込み、翌日までにいいねは6万を超えた。
ショーケースの中身
写真をよく見ると、ガラスケースの中には黒と白のブラとショーツが並んでいる。商品タグには「ふたりはプリキュア×AMPHI」の文字がある。
横のPOPは「Glama Rich ボリュームUP type ¥4,590」。脇の看板にはキュアブラックとキュアホワイトのイラストと一緒に「AMPHI アンフィ 新静岡セノバ3F」と書かれていた。
つまり映画館が下着を売っているわけではなく、アンフィの店舗を案内する販促ディスプレイだったと読める。映画館の名前までは写真から確認できなかった。
映画を観に来て、いきなりガラスケースにブラが並んでいたら二度見はする。しかもプリキュアの絵が横にあるので、情報量の多さで余計に混乱する。
8月末に出た初コラボ
ワコールのプレスリリースによると、発売は2026年8月27日にワコールウェブストアから。翌28日からは全国の取扱店舗とECサイトでも順次展開されている。
ラインアップはブラが1型、ショーツが3タイプ。ブラには、アンフィの定番「グラマリッチブラ ボリュームUPタイプ」が使われている。2009年2月から2026年5月までのシリーズ累計で167万枚を売った型だ。
4色はふたりと妖精の色
カラーは4色あり、どれもふたりはプリキュアのキャラクターに対応している。
- ブラック … キュアブラック。差し色はピンク
- ホワイト … キュアホワイト。差し色はブルー
- イエロー … メップルのピスタチオイエロー。差し色はブルー
- ピンク … ミップル。差し色はダークチェリー
主役のふたりだけでなく、パートナー妖精のメップルとミップルまで色にしているのが細かい。当時観ていた人なら、イエローとピンクの意味はすぐわかるはずだ。
レースもふたり分で別々に作られている。キュアブラック柄は正義感と強さをイメージした細かいハートのモチーフ。キュアホワイト柄はアールデコ調の地にハートが浮かぶデザインで、上品なやさしさがテーマだという。ブラの前中心にはハートのチャームが付いている。
特典シールは店舗とウェブで条件が違う
コラボ記念で、購入者には先着で「ぷっくりフレークシール」が付く。ここは店舗とウェブストアで条件も枚数も違うので、買う前に知っておきたい。
- 店舗 … 対象のブラとショーツ(3タイプのどれか)をセットで買うと6枚入り
- ワコールウェブストア … 対象のブラを買うと3枚入り
ウェブはブラ単品でもらえるかわりに枚数が半分、店舗はセット買いで6枚、という分け方だ。どちらも先着で、なくなり次第終了と案内されている。いまどれだけ残っているかは公式に出ていないので、狙うなら店舗かウェブストアで確かめてほしい。
シールを入れるオリジナルシールバインダーが当たるSNSキャンペーンもあったが、応募期間は8月28日から9月27日までで、すでに締め切られている。
「ありえない」はなぎさの口癖
キャッチコピーは“あの日の憧れを、今の自信に変えて「ありえない」ほどの私へ”。ワコールは「思わず懐かしくなるフレーズ」をモチーフにしたと書いていて、これはキュアブラックこと美墨なぎさの口癖「ありえな〜い!」のことだ。
ついでに言うと、なぎさの誕生日は10月10日。今回の投稿も10月10日だった。狙ったわけではないだろうけど、ファンなら少しうれしくなる偶然だ。
狙いは平成女児世代
ワコールはこのコラボの背景として、「平成女児ブーム」と呼ばれるリバイバルを挙げている。子どものころに夢中になった作品やキャラクターが、大人になった世代のあいだで再注目されている流れだ(平成女児)。
2004年に幼稚園や小学校でプリキュアを観ていた子は、いまは20代後半から30代前半になっている。プリキュアの大人向け商品はほかにも出ていて、フレッシュプリキュアのリンクルンも大人向けに復刻されている(リンクルンの復刻)。
平成のキャラクターものは雑貨でも続いていて、平成ファンシーキャラクターズのめじるしアクセサリーは第2弾の予約が始まっている。プリキュアのグッズなら、ガシャポンのプリキュアあそーと2026もある。
映画館で見かけたら
ショーケースに並んでいると一瞬ぎょっとするが、近づけばハートのレースとメップル・ミップルの色まで作り込まれた、ちゃんとしたコラボ商品だ。
ブランドの情報はAMPHI公式サイト、作品についてはプリキュアシリーズ公式で見られる。映画館や商業施設で見かけたら、驚く前にタグを確認してみて。