← 一覧へ エンタメ

ちいかわ×ミニュム「ぷにゅグリップライナー」全5色、うさぎはイエベブラウン

2026年9月18日 ・ トレンド「ちいかわ ミニュム minum ぷにゅグリップライナー アイライナー コラボ 2026」より

9月18日の朝10時ちょうど、ちいかわグッズ公式とコスメブランド minum(ミニュム)の公式アカウントが、3秒差で同じ告知を投げた。『ミニュムチャーム付き ちいかわデザイン ぷにゅグリップライナー』。ミニュムの看板アイライナーがちいかわ仕様になって、9月下旬から順次売り出される。ちいかわグッズ公式の投稿は5時間ほどで84万表示、2.8万いいねまで伸びた。

01がちいかわ、04がうさぎ。色はキャラに1体ずつ

公式が出した商品画像を見ると、5本それぞれのパッケージ下部にキャラ名がローマ字で入っている。並べるとこうなる。

  • 01 ピュアブラック … CHIIKAWA(ピンクの軸)
  • 02 シアーブラック … HACHIWARE(水色の軸)
  • 03 グレージュ … KURIMANJU(黄緑の軸)
  • 04 イエベブラウン … USAGI(黄色の軸)
  • 05 ブルベブラウン … MOMONGA(薄紫の軸)

ここでややこしいのが、軸の色と中身の色が一致していないところ。01は名前のとおりピュアブラックのアイライナーなのに、ペン本体も台紙もピンクで統一されている。軸に乗っているのはキャラごとに割り振られた色で、描ける線の色ではない。04のうさぎは黄色い軸だけれど、出てくる線はイエベブラウンだ。売り場でパケ買いすると、想像していた色と違うものが手に入る可能性がある。

作りはかなり細かい。台紙の上のフック部分がキャラごとに違う耳の形で切り抜かれていて、ハチワレはとがった猫耳、うさぎは長い耳が2本立っている。ペンのクリップには公式が言うところの「ぷっくりマスコット」、その横にリボンを閉じ込めたハート型の透明チャームがぶら下がる。チャームは付け替えできるホール付きなので、手持ちのチャームに差し替えても遊べる。公式の言い方だと「まるで平成文具のようなビジュアル」。言われてみると、香り付き消しゴムやラメ入りシャーペンが並んでいた文具売り場の質感にかなり近い。

中身の5色は通常版のまま、値段が385円ぶん上がる

ここが個人的にいちばん面白かったところ。この01〜05という色番号と色名、コラボのために作られたものではない。ミニュム公式ECのぷにゅグリップライナーを開くと、通常版がすでに01 ピュアブラックから05 ブルベブラウンまでの5色展開で売られている。

値段を並べるとこうなる。

  • ぷにゅグリップライナー(通常版)880円
  • ミニュムチャーム付き ぷにゅグリップライナー 1,150円
  • 今回のちいかわデザイン 1,265円

通常版との差は385円、すでに売られているチャーム付きモデルとの差は115円。色そのものは3モデルとも同じ5色なので、普段ミニュムを使っている人にとっては「いつもの色にキャラが付いた」という買い替えになる。実際、告知直後のXにも「ミニュムとちいかわコラボのアイライナーかわいいね 普段くりまんじゅうの色のやつ使ってるからなんかうれしい」という投稿が出ていた。発表から数時間で、グレージュがもう「くりまんじゅうの色」と呼ばれ始めている。

ちなみに5本そろえると6,325円になる。

色で選ぶか、推しで選ぶかで割れた

反応を追うと、同じところで立ち止まっている人が多かった。いつも使っている色を続けるか、推しのキャラに乗り換えるか。

「ミニュムのちいかわコラボ可愛すぎる!!!!!! 普段ピュアブラック使ってるから次はモモンガ狙い」 「いつもブルベブラウンを使ってるけど、ハチワレのシアーブラックにしようっと」 「アイライナーも普段から愛用してるので絶対買う」

色番号とキャラが1対1で結ばれた瞬間に、黒派・茶派という普通のコスメの選び方に、推しという軸がもう1本増えた格好になる。ちいかわが好きでブルベブラウンが似合う人は、モモンガを選べば両方成立する。ちいかわ本人を選びたい人は、ピュアブラックを使うことになる。

在庫を心配する声もあって、「ミニュムのちいかわ争奪戦すごそう」という投稿が出ていた。ちいかわのコラボは映画の入場者特典が転売に回った件でも荒れたばかりなので、身構える人がいるのも分かる。もっとも今回はドラッグストアとバラエティショップという、数も店舗も多い売り場での展開になる。

そして公式が「第1弾」と書いたことにも反応があった。「しかも第一弾だからまだ増えるってことだ!!!!」。アイライナーの次に何が来るのか、マスカラなのかリップなのか、そこはまだ分からない。

minum は2024年3月に始まったプチプラブランド

コスメを追っていない人向けに補足しておくと、minum はアパレルの株式会社yutori(東証グロース・証券コード5892)の子会社である株式会社poolが展開しているブランドだ。「品質 × かわいい × 価格 すべてよくばりたい」を掲げて2024年3月にデビューした、まだ2年半ほどの若いブランドになる。イメージモデルは女優の齊藤なぎさ。

それでいて広がり方が速く、プレスリリースによると全国5,000店舗以上に展開し、アイライナーシリーズは累計販売本数250万本を突破している(2026年8月時点)。ドラッグストアのコスメ棚で見かけたことがある人は多いはずで、ちいかわ側から見ても知名度のある相手ということになる。

看板の「ぷにゅグリップライナー」がなぜ売れているかというと、パッケージにそのまま書いてある。「手ブレ革命」「minum 史上初 グリップ付」。ボールペン型の容器に柔らかいグリップを付けて、持ったときに手がブレにくいようにした、というのがこの商品の売りだ。極細ラインが描きやすく初心者にも使いやすい設計で、ウォータープルーフ処方に0.1mmの極細毛(ブランド内において)を組み合わせている。アイライナーで手が震えて片目だけ太くなる、というあの事故を構造で減らしにきた商品というわけだ。

発売は9月下旬から、ECは未定

発売は2026年9月下旬より順次で、店舗によって時期が変わる。取り扱いのない店舗もあるとのことなので、確実に押さえたいなら近所のドラッグストアに直接聞くのが早い。ミニュム公式ECでの販売については「詳細が決まり次第お知らせいたします」という書き方になっていて、今のところ未定だ。

ちいかわらんどでも扱われるので、グッズの作り込みが毎回話題になるあの棚に、今度はアイライナーが並ぶことになる。コスメ売り場でピンクや水色の細長い箱を見かけたら、台紙の下のローマ字を確認してみてほしい。買おうとしている色が、推しの色とは限らない。

広告