「マキマさん助けて 俺この娘好きになっちまう」とは?元ネタはチェンソーマン40話のデンジ
「マキマさん助けて 俺この娘好きになっちまう」は、『チェンソーマン』第40話でデンジが心の中で言ったセリフです。マキマ一筋を誓った同じ話の中で、もう別の子に揺らいでいます。
今は「〇〇さん助けて 俺この娘好きになっちまう」と名前を差し替えて、新しい推しにハマりそうなときの定番フレーズになっています。
「マキマさん助けて」とは?
本命がいるのに、別の相手に優しくされてあっさり心が動いてしまう。その「チョロさ」を自分で実況するフレーズです。
ポイントは、デンジ本人が揺らいでいる自覚を持ったまま、本命のマキマに助けを求めているところ。好きになるのを止めてほしいのに、止まる気配がまったくありません。
セリフは4行で、原文どおりだとこうなります。
どうしよう 俺は俺の事を好きな人が好きだ マキマさん助けて 俺この娘好きになっちまう
前半の「俺は俺の事を好きな人が好きだ」も単体でよく引用されます。こちらは笑いというより「わかる」「真理」として語られることが多い一文です。
元ネタは何話?40話
元ネタは藤本タツキさんの漫画『チェンソーマン』第40話「恋・花・チェンソー」です。週刊少年ジャンプ2019年44号(2019年9月30日発売)に載った回で、ここからレゼ篇が始まります。
担当編集の林士平さんも、掲載日に第40話の告知を出していました。
コミックスでは5巻に収録されているとされます。レゼ篇は第40話から第52話までです。第40話は少年ジャンプ+で読めるので、流れを確かめたい人はそっちが早いです。
デンジが揺らぐまでの流れ
第40話の流れはざっくりこうです。
- マキマとのデートの帰り、デンジは「絶対に他の人を好きになったりしねえ!!」と誓う
- 雨宿りに入った公衆電話のボックスで、レゼと出会う
- 募金でもらった花を口から出して渡す
- レゼのバイト先のカフェに行くと、やたら体に触れてくるうえに「デンジ君みたいな面白い人はじめて」と言われる
ここで出てくるのが「どうしよう」から始まる4行です。誓ってから揺らぐまで1話もかかっていません。
なぜミームになったのか
まとめサイトに「デンジチョロ過ぎる」というスレッドが立つくらい、デンジの惚れっぽさは読者の定番のツッコミどころです。なかでもこの回は、誓いを立てたその話の中で揺らいでいるので、速さが際立っていました。
もうひとつは共感です。好意を向けられると相手が気になってしまうのは、多くの人に覚えがある話です。「男なんてそんなもん」という声とセットで、「俺は俺の事を好きな人が好きだ」が人間の真理みたいに扱われるようになりました。
ニコニコ大百科では2021年7月に「俺は俺の事を好きな人が好きだ」の記事が作られています。
2025年9月19日には劇場版『チェンソーマン レゼ篇』が公開され、世界興収は297億円を超えました(2026年6月19時点)。2026年9月19日からはPrime Videoで独占配信も始まり、レゼ篇に触れる人がまた増えています。
2026年5月には、にじさんじのVTuber・健屋花那さん(@sukosuko_sukoya)が画像にこのセリフの2行を添えて投稿し、10万7,854いいねを集めました。セリフだけで通じるくらい広まっているということです。
使い方・例文
使い方は、「マキマさん」の部分を今の本命の名前に、「この娘」を新しく気になった相手に見立てるだけです。ソシャゲで新キャラが出たときや、新しいアニメで推しが増えそうなときによく使われます。
- 「〇〇さん助けて 俺この娘好きになっちまう」(本命を差し替えた基本形)
- 「新しいガチャ、マキマさん助けて状態」
- 「俺は俺の事を好きな人が好きだ。ファンサくれたらそりゃ落ちる」
実際にブログや漫画の投稿でも、「スワロウさん助けて」「ガハラさん助けて」のような差し替え版が使われています。Googleのサジェストには「マキマさん助けて ウマ娘」も出てくるので、育成中の推しが増えたときの言い訳にも使われているようです。最初に誰が差し替えたのかは分かっていません。
関連する言葉
同じ『チェンソーマン』まわりだと、アニメOPのKICK BACKや、デンジも口にする駄洒落の大丈Vがあります。劇場版レゼ篇のグッズが気になる人は一番くじ チェンソーマン レゼ第2弾の記事もどうぞ。
ジャンプ+のコメント欄から広まったタコピー鬼つええ!も、デンジのノリと比べられた言葉です。