ネットミーム の用語一覧 399
私が町長です(わたしがちょうちょうです)
「私が町長です」は、1995年のスーパーファミコン用RPG『ロマンシング サ・ガ3』でキドラントの町長が言う一言。主人公たちをいけにえの穴に閉じ込め、助けてくれた娘ニーナまで次のいけにえに差し出した男が、すべて解決したあとに話しかけるとこの台詞しか返さなくなる。報いも謝罪もないまま終わるので「町長を殴りたい」がファンの悲願になりました。元ネタと、なぜ殴れないのかを解説します。
うさぎ語(ちいかわ)
「うさぎ語」は『ちいかわ』のうさぎが話す「ハァ?」「ウラ」「ヤハ」「プルルルル」「フゥン」といった鳴き声に近い言葉のこと。公式に意味が定義されたことはなく、ファンが場面から読み取っているだけ。よく検索される「ウーラーヤハヤハ」は、モモンガの「イーヤーヤダヤダ」をうさぎが真似して返したもので、アニメ第104話「ジャムトースト/マネするなッ」で映像になりました。2026年夏の『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』では劇中歌「うさぎラップ」がまるごとうさぎ語です。うさぎ語の一覧とラップの歌詞表記、大相撲の懸賞旗に出た「ウララララ」までまとめました。
ゲラゲラポー
2014年の子ども界を飲み込んだ『妖怪ウォッチ』のOP「ゲラゲラポーのうた」。あの「ゲラゲラポー」に意味はあるのか、元ネタは何なのかを、1969年の日本テレビのバラエティまでさかのぼって解説します。2015年に一度“封印”され、2021年に復活したフレーズです。
ラピース(La Peace)
配信者カイ・セナトがマインクラフトの「ラピスラズリ(lapis)」を口にしたら「ラピース(la peace)」に聞こえた、という空耳から生まれた海外ミーム。IShowSpeedとの121時間ハードコア配信中の一場面が2026年8月16日にTikTokで編集動画になり、カイ・セナトを穏やかな老僧に見立てる型として広まった。落ち着け、受け入れろ、くらいの意味で使われる。
ポポーポポポポ
「ポポーポポポポ」は、スーパーの売り場で流れているあのメロディをネット上で表記するときの呼び名。正体は群馬電機の音声POP「呼び込み君」に入っているBGM「No.4」で、曲名らしい曲名はありません。元ネタと開発の経緯、原曲に歌詞が無いのに広まった替え歌、ちいかわ経由で海外に届くまでを解説します。
オッス!オラ悟空!
ドラゴンボールで一番有名な悟空のあいさつなのに、原作マンガにもアニメ本編にも出てこない。「オッス!オラ悟空!」は声優・野沢雅子さんのアドリブから生まれた次回予告専用のセリフで、1986年の元祖『ドラゴンボール』からZまで毎週流れ続けたことで決め台詞として記憶されました。意味・元ネタ・本編での実際のあいさつ・「いっちょやってみっか」の出どころまで解説します。
菊池風磨構文(きくちふうまこうぶん)
「歌詞忘れてるようじゃ無理か。歌詞はね、入れとかないと」。Netflixのオーディション番組「タイプロ」でtimeleszの菊池風磨が候補生に言った一言が、そのまま「〇〇じゃ無理か。〇〇はね、〇〇とかないと」という二段構えの型になりました。Trepoの2024年下半期Z世代トレンドランキングでは流行語部門の1位。道路情報板やテレビのお笑いにまで飛び火した経緯と、自分で作るときのコツをまとめます。
ウボァー(うぼぁー)
「ウボァー」は『ファイナルファンタジーII』(1988年12月17日発売)のラスボス、パラメキア皇帝が倒されたときに出す断末魔。ネットではFF2と関係なく、派手にやられた場面の一言として使われます。断末魔の全文、GBA版・PSP版の英語表示では「Ungaahhhh!」に差し替わっていること、初めて声が付いたのが『半熟英雄対3D』(2003年・CV若本規夫)だったこと、そして『ゆめにっき』の「ウボァ」が長音を1つ落として別のキャラ名になっている話までまとめます。
ぬわーーっっ!!
「ぬわーーっっ!!」は『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』で主人公の父パパスが最期に叫ぶ断末魔。正しい表記は伸ばし棒2つ・小さい「っ」2つ・「!」2つですが、PS2版以降のリメイクでは伸ばし棒が4つの「ぬわーーーーっっ!!」に増えていて、ほとんどのプレイヤーが気づいていません。意味・元ネタ・表記ゆれ・スーファミ版で2回表示されるという話までまとめます。
アドリアナ構文(アドリアナこうぶん)
「◯◯は、ただの〜にすぎない」と言い切るネタツイの型。元ネタは2026年3月30日にアラビア語のセレブ情報アカウントが流した、モデルのアドリアナ・リマの発言とされる一文で、4月1日に日本のユーザーが引用した投稿が19万いいねを超えて一気に広まった。意味・元ネタ・流行の経緯を解説します。
やめたげてよぉ
「おら! ゆめのけむり だせ!!」に返される「やめたげてよぉ!」。元ネタは2010年のポケモン ブラック・ホワイトで、ゆめのあとちでムンナを蹴るプラズマ団に、幼なじみのベルが上げた叫びです。ゲーム内表記は大きい「お」で、ネットでは小さい「ぉ」に変わって広まりました。意味・元ネタ・使い方をまとめます。
規律の遵守(きりつのじゅんしゅ)
TBS日曜劇場「VIVANT」第2シーズン第7話(通算第17話・2026年9月6日放送)で乃木憂助が唱えた別班の規律のこと。「規律 規律 規律の遵守」で始まる7行が翌朝のXに書き写され、替え歌と大喜利の型になりました。文言には自衛隊法第57条の見出し「上官の命令に服従する義務」や、「自衛官の心がまえ」の「規律の厳守」と重なる言い回しが入っています。全文と元ネタ、現実の下敷きを解説します。
目のドナー
「目のドナーが決まったよ」は、キャラクターの目を1つに加工して“移植”のオチにするTikTok発のミームです。2026年6月ごろから日本のTikTokで一気に増え、鬼滅の刃や呪術廻戦のキャラ、モンスターズ・インクのマイクとサリーで作られています。元ネタとして有力視されているのはブロールスターズ韓国公式が2026年3月に出した動画。意味と元ネタ、広まった経緯を解説します。
せやかて工藤
「せやかて工藤」は『名探偵コナン』の服部平次の代名詞として知られる関西弁のツッコミ。ところが原作でこのセリフが使われたことは一度もありません。実際にあるのは「せやけど工藤」。意味・元ネタ・言っていないのに定着した経緯と、2017年に公式が逆輸入したキャンペーンまで解説します。
踏めば助かるのに(ふめばたすかるのに)
踏絵の写真の横で「踏めば助かるのに…。」と言い放つロボット。中学の歴史資料集『学び考える歴史』(浜島書店)に出てくるキャラクターで、2024年5月にXへ投稿された1枚の写真から25万いいねを超えるミームになりました。ロボットに名前は無く、正論のようでズレた問いをわざと言う役どころです。元ネタと、他のページで何を言っているのかをまとめます。
さてこのへんで一発音楽でもいってみようか。
「さてこのへんで一発音楽でもいってみようか。」は、方倉陽二の『ドラえもん百科』でラジオDJに扮したドラえもんがコーヒーを淹れながら発するセリフ。いまはXで曲を貼るときの前振りとして使われ、泣きながらテーブルに突っ伏すコマとセットにすると「泣ける曲」の紹介になります。原作漫画ではないコマの出どころ、コロコロでの連載期間、2026年8月末に再燃した経緯までまとめます。
はくちゅーむ
TikTokでくるくる回るダンスと一緒に流れてくる「はくちゅーむ」。BPM15Q(のちのCY8ER)が2016年に出した曲が、10年後の2026年に再ブレイクした。曲名の意味、元ネタ、グループの解散と再始動、いま流行っている経緯をまとめて解説します。
私!?♡(わたし)
想定外のことを言われて驚いたときや、ちょっと自惚れたいときに、画像へ添えられている「私!?♡」。元ネタは指原莉乃さんプロデュースのアイドルグループ≠ME(ノイミー)の楽曲『きゅんかわ人生』で、櫻井ももさんが担当するセリフパートです。モデルプレス流行語大賞2026上半期の20語にも選ばれました。意味・元ネタ・使い方を解説します。
サイコロステーキ先輩
「お 丁度いいくらいの鬼がいるじゃねぇか」。『鬼滅の刃』で炭治郎の制止を振り切って累に挑み、糸で賽の目に刻まれて退場した名もなき鬼殺隊士のこと。出番は原作4ページ・アニメ約40秒だけなのに、ファンが付けたこの通称のせいで公式人気投票35位(223票)に食い込みました。呼び名の由来・公式名称・声優まで解説します。
じゃあカスでしょ(じゃあかすでしょ)
「そいつらって〇〇してなくない? じゃあカスでしょ」。相手の実績をひとつの基準だけで切り捨てて見せる煽り構文で、元は漫画『ブルーロック』1話の絵心甚八のセリフです。2026年6月にこの場面がXで蒸し返されて拡散したのをきっかけに、構文として使われるようになりました。意味・元ネタ・「〜の話してんだけど?俺」まで含めた形と例文を解説します。
最後の餃子か(さいごのぎょうざか)
「最後の餃子か」は、みんなが遠慮して譲り合ってグダグダになっている場面に投げるツッコミ。元ネタは2020年12月2日放送の『水曜日のダウンタウン』で、タイトルコールを譲り合う陣内智則と浜田雅功を見た松本人志の一言です。大皿に一個だけ残る餃子に例えた「遠慮の塊」の言い換えで、2026年に配信のコメント欄で連投されて再燃しました。意味・元ネタ・使い方を解説します。
スンスン(パペットスンスン)
青い体に丸い目、口癖は「ふわあっ」。TikTokの左右にゆれるだけの踊りから火がついて、いまや高校生の好きなキャラ上位に入るのが「スンスン(パペットスンスン)」です。何者なのか、元ネタはどこなのか、なぜここまで広がったのかをまとめました。
ボブは訝しんだ(ぼぶはいぶかしんだ)
「〜なのでは? ボブは訝しんだ」は、自分の疑問を「ボブ」という第三者に代弁させるネットスラング。読みは「ぼぶはいぶかしんだ」で、元ネタはX(Twitter)連載小説『ニンジャスレイヤー』の言い回し「〇〇は訝しんだ」です。ところが「ボブは訝しんだ」という一文そのものは、本編にも翻訳チームの投稿にも一度も登場しません。ボブは本編のキャラですらなく、翻訳チームが読者の不安を代弁させるために作った近所の少年でした。意味・読み方・由来・返し方をまとめます。
激キモステップ(げきキモステップ)
10人の子どもが順番に自己紹介してステップを踏む、あの中毒性のある映像。日本では「激キモステップ」「性癖開示ステップ」と呼ばれ、キャラ紹介のテンプレとして2026年6月に広がった。元ネタは1984年のイギリスの子ども番組で、曲はヴィレッジ・ピープルの「Can't Stop the Music」。出演した子どもたちのその後まで解説します。