ネットミーム の用語一覧 548
許しませんよ藤田ことね(ゆるしませんよふじたことね)
『学園アイドルマスター』の秦谷美鈴が藤田ことねに向けて言った……ことになっているセリフ。本編では一度も言っていない「言ってないセリフ」で、実際に美鈴が言ったのは初星コミュ2章7話の「……あなた、まりちゃんのなんなんですか?」。きっかけは月村手毬の湯たんぽをことねが回収しに来た場面だった。
Nothing beats a Jet2 holiday(ジェットツーホリデー)
「Nothing beats a Jet2 holiday」は、イギリスの航空・パッケージ旅行会社Jet2のCMナレーション。旅行のトラブル映像に、この能天気に明るい音声とJess Glynneの「Hold My Hand」を重ねる皮肉ミームとして2024年末からTikTokで爆発しました。日本でも「なんて言ってるの」と検索される元ネタCM、ナレーション全文、声の主、曲名をまとめます。
コジェヤッホー(巨済ヤッホー)
ギャルピースをしながら「コジェ!ヤッホー!」と叫ぶ韓国発のミーム。コジェ(거제)は韓国南部の造船の街・巨済市のことで、K-POPグループRESCENEのウォニの地元です。ギャル文化を教わる動画の中で、日本人メンバーのミナミが返した一言が発端でした。
ケパット(Ketupat Kepat)
ヤシの葉で編んだちまきに顔と手足。Roblox『Steal a Brainrot』のシークレット枠として日本でも「ケパット 価値」「ケパットの歌 歌詞」が検索されているキャラです。本名は「ケトゥパット・ケパット・プレクパット・クパット・ケペット・ケポット」。名前のもとはラマダン明けのレバランで食べるインドネシアの米菓「クトゥパット」で、元動画はインドネシアのTikTokクリエイター @bullhitam4 が2025年3月2日に投稿した“都市伝説”仕立ての1本でした。
ガラマ&マドゥンドゥン(Garama and Madundung)
塩入れと蜂蜜の壺に人の顔。Roblox「Steal a Brainrot」のシークレット枠で、日本でも「ガラマ 本名」が検索されているキャラです。ふだん「ガラマ」と略されている名前は、実際には「ガラマラマンブラマラマンダンマドゥドゥンドゥンタックトゥントゥンパルクントゥン」という一息では読めない長さ。名前のもとになったのは、インドネシア語の garam(塩)と madu(蜂蜜)、そして2024年末にTikTokで大バズした同名の曲「Garam & Madu」です。
ウディンディンディンドゥン(U Din Din Din Dun)
ムキムキのオレンジがジムに立っている。頭には葉っぱが1枚、足元はナイキのハイカット。AIが生んだインドネシア発のブレインロットキャラ「ウディンディンディンドゥン」です。正式名称は「ウ・ディン・ディン・ディン・ディン・ドゥン・マ・ディン・ディン・ディン・ドゥン」。現存する最古の投稿で流れるインドネシア語のナレーションには、この姿になった理由がそのまま説明されています。
fahhh(ファーッ)
TikTokやショート動画でオチの瞬間に鳴る、潰れた「ファーッ!」という叫び。正体はTwitch配信者Taileonsが2024年に自分で録った一発の音声で、2025年8月末からTikTokでミーム化した。誰の声なのか、いつ・どの動画から広がったのかを本人の説明動画つきで追う。
獅子原ミーム(ししはらミーム)
TikTokで「マジでこの建物に入りてぇんだ」と低い声で迫るあの動画が「獅子原ミーム」です。元ネタはマンガ『女子力高めな獅子原くん』の公式YouTubeが2025年7月に出した17秒のアニメ。さらに元をたどるとホラーゲーム『That's not my Neighbor』発の楽曲「Open The Door」にたどり着きます。歌詞とセリフの全文、流行するまでの経緯をまとめました。
プププランドの地面によく刺さっている「アレ」(ぷぷぷらんどのじめんによくささっているあれ)
『星のカービィ』の背景に1992年からずっと刺さっている、正体不明の板状オブジェクト。「プププランドの地面によく刺さってるアレ」とも呼ばれるこの長ったらしい名前は、2017年4月1日に公式Xが25周年のエイプリルフールでそう紹介したことから定着した。正式名称はいまだに公表されていない。
余裕のよっちゃん(よゆうのよっちゃん)
親世代が唐突に言う「余裕のよっちゃん」。よっちゃんって誰なんだ、という疑問は昔からずっと検索されているのに、答えはあっさりしています。特定の誰かではなく、語呂がいいから付いただけ、というのが今のところ最有力。ただし「よっちゃんイカ」由来説もあって、そちらの“よっちゃん”は実在の人物のあだ名でした。「〜イカだよ」と続ける言い方まで含めて整理します。
家庭科のドラゴン(かていかのドラゴン)
小学校の裁縫箱に描かれていた、あのドラゴン。ネットでは「家庭科のドラゴン」と呼ばれるが、正式名称は「LOURD LEGER(ルール・レジェ)」で、フランス語の「重い・軽い」に由来する。設定は「重力を司る天空の帝国を守る神獣」。1999年開発・2001年発売の学習教材キャラが、2023年ごろからネットで再燃し、コミケ出展のポストが3.9万いいねを集めるまでになった経緯を解説します。
寄生獣コラ(きせいじゅうコラ)
岩明均『寄生獣』のコマに、台詞をほとんど変えないまま別の文脈を当てはめるコラ画像が「寄生獣コラ」です。右手のミギーが淡々と何かを解説し、シンイチがツッコむ掛け合いの形になるのが定番で、2026年9月にXのトレンドへ再浮上しました。型としては2022年には既に成立しています。元ネタのコマ、広まり方、なぜこの漫画だけコラが成立するのかをまとめました。
mosi mosi?(もしもし)
「もしもーし、聞こえてる?」で始まって、気づいたら「電波電波の怪電波」が頭から離れない。TikTokで延々と流れてくるあの曲の正体は、2007年生まれの18歳シンガー・楽音(ささね)の初オリジナル曲「mosi mosi?」です。2026年4月22日に配信され、TikTokの総再生は2026年8月時点で全世界45億回を突破。曲名の読み方、歌詞の意味、KiiiKiiiのLEESOLとのREMIXまでまとめます。
クイヤ
「クイヤ」は実在しない動物の名前。元ネタは2011年4月17日放送『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』のクイズ企画で、「数字の9が嫌いな動物は?」というなぞなぞに松本人志が出した答えだとされる。正解はスカンク(9を好かん)。2026年8月、配信のスパチャで「害獣のクイヤ」として持ち出されたのをきっかけに15年越しで再燃し、「穴を掘る」「夏に出る」といった架空の生態がネットで足されている。
青雲 それは君が見た光
日本香堂のお線香「青雲」のCMソング「青雲のうた」(1981年)の歌い出しです。サンドウィッチマンが結婚式スピーチのネタに使い、2020年には西武ライオンズの登場曲に、2021年12月には『ちいかわ』でハチワレがうろ覚えで歌いました。世代ごとに入口を変えながら、40年以上ネタにされ続けているフレーズです。
ありが闘牛士(ありがとうぎゅうし)
「ありがとう」の代わりに「ありが闘牛士!」と言って、上着を闘牛士のマントのように振る。元ネタはお笑いコンビCOWCOWが2020年3月にTikTokへ投稿したリズムネタで、2026年夏にLE SSERAFIMらが真似して関連動画は5000万回超の再生に。相方が指でツノを作って突進する「ちょっとやめろよモ〜」までが1セットです。
エアーマンが倒せない(えあーまんがたおせない)
「エアーマンが倒せないよ」で始まるあの曲は、2007年にニコニコ動画へ投稿された同人音楽です。題材はファミコン『ロックマン2 Dr.ワイリーの謎』のボス、エアーマン。作ったのは同人サークル「てつくずおきば」のせらみかる。2026年5月にはマクドナルドが公式の替え歌を公開しました。元ネタと投稿の時系列、マクドナルドとのコラボまでまとめます。
祠ネタ(ほこらねた)
「あの祠を壊したんか!もうダメじゃ!」。ホラー作品でおなじみの村の長老のセリフを、無精髭に長髪の喫煙者30代男性に置き換えたら怖すぎる、という2024年10月9日のX投稿から一気に広がったのが「祠ネタ」です。投稿したのはTRPGシナリオライターの文町さん。生まれた概念キャラは「祠おじさん」と呼ばれてイラスト化が続き、声優の諏訪部順一さんまで音声で参加しました。
処刑拍手(しょけいはくしゅ)
「処刑拍手」は韓国のボカロP・TRAP CHICKが2026年2月14日に公開した重音テト(Synthesizer V)の楽曲です。YouTubeの公式MVは2026年9月14日時点で4,034万回再生。日本語の歌詞に韓国語が1行だけ混ざっていて、歌詞サイトでは◆の伏せ字になっていますが、正体は韓国のかくれんぼで鬼が歌う掛け声でした。
大丈V(だいじょうぶい)
TikTokで「だいじょうぶいでしょー」と流れてくるあの音。ネット上の解説の多くは「チェンソーマンのデンジのセリフ」としていますが、歌詞を当たると2003年のHALCALI「おつかれSUMMER」のアウトロに「どーってこたないって 大丈V」という一行がそのまま存在します。デンジも同じ駄洒落を口にしていて、16年離れた2つの「大丈V」が1本のTikTok音源で合流した形です。
グリフィンドールに10点(ぐりふぃんどーるにじゅってん)
誰かの言動をふざけて褒めるときの「グリフィンドールに10点」は、映画『ハリー・ポッターと賢者の石』の終業式が元ネタ。発表の時点でグリフィンドールは312点の最下位で、スリザリンが472点の1位。そこにダンブルドアがロン50点・ハーマイオニー50点・ハリー60点を足し、最後にネビル・ロングボトムへ10点を入れて482点対472点で逆転した。点数を盛って「100点」「1億点」、逆に「マイナス5億点」と減点する形でも使われる。
ケバブのダンス
「ケバブのダンス 朝まで踊ろう」のフレーズでTikTokに流れているゆるいダンス曲。音楽クリエイター・ハヤシユウが2020年5月15日に出した曲で、当時はバズらないまま5年半が過ぎ、2025年12月から急に投稿数が伸びた。歌詞はケバブを買ったらタコスだった、作ったらタコスの味がした、という間違いだけで進んでいく。
ギコギコはしません
「ギコギコはしません」と言った直後に包丁をギコギコさせる。テレビショッピングQVCの実演販売士・福島豊さんが燕三条のパン切り包丁「ハイブリッドソースライサー」を実演したときの一言が、言ってることとやってることのズレだけでネットに残り続けました。2026年6月2日には小林製薬が糸ようじのWEB動画に本人を起用し、東方アレンジ「最終鬼畜妹フランドール・S」に乗せた60秒の音MADとして公開。再生数は277万回を超えています。
パンパンコール(ぱんぱんこーる)
「パンパン、パンパン、パンパン」。2025年秋の音MADを埋め尽くしたこの声は、もともと航空機と船舶が本当に使う無線用語。遭難信号のメーデーを出す一歩手前、準緊急事態を知らせるコールで、語源はフランス語の panne(故障)。元ネタは2010年のキャセイパシフィック航空780便事故を扱った航空事故ドキュメンタリーの日本語吹き替え音声で、ニコニコには「パンパンコール」タグの動画が59本並んでいる。